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会陰ヘルニア

直腸を支える骨盤筋群が委縮することで、直腸の蛇行や変位が生じ、そこに糞塊が貯留することで排便障害がおこる病気です。進行したものでは内科療法は困難であり、治療には手術が必要となります。

特徴

8~10 歳の去勢手術をしていない雄犬での発症が多くみられます。また好発犬種として、ミニチュアダックスフント、ウェルシュコーギーなどがあげられます。

臨床症状

蛇行あるいは変位した直腸内に糞塊が停滞することにより、排便障害が生じます。また糞塊の貯留やヘルニア嚢内への臓器の逸脱、液体の貯留により、肛門周囲の腫脹が認められます。重症例ではヘルニア嚢内に膀胱や前立腺が逸脱することもあり、排尿障害を呈する場合もあります。

診断

直腸の内診やレントゲン検査によって、直腸周囲の筋肉の萎縮、直腸の変位、糞塊の貯留 を確認することで診断を行います。また膀胱や尿道の造影検査を行い、それらの変位の有 無も確認します。

治療

会陰ヘルニアに対する外科的修復法としては様々な方法がありますが、当診療科では医療用のポリプロピレンメッシュを用いた新しい修復法を実施しており、良好な成績が得られています。膀胱や前立腺の変位が認められる重症例や、慢性経過により巨大結腸を呈している症例では、開腹下における膀胱、前立腺固定や結腸固定も必要となります。また去勢手術が行われていない場合には、さらなる筋肉の萎縮を防ぐため、去勢手術も同時に行います。
会陰ヘルニア

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