DVMsどうぶつ医療センター横浜は、救急診療センター(旧:横浜夜間動物病院)、二次診療センター、動物CTセンターを運営する動物専門医療機関

Q&A
アクセス
サイトマップ
ER緊急センターはこちら

Demodex injai によるニキビダニ症

(第1 回皮膚科症例発表会)

犬のニキビダニ症は皮膚の常在するニキビダニにより生じる疾患であり、発症には何らかの免疫失調が関与していると考えられている。原因となるニキビダニは主にDemodex canis であるが、近年、大型のDemodex injai が報告された(※1 ※2)。これまでの報告では成犬で発症しテリア種に好発し、多くの症例で皮疹として体幹部背側のべたつく皮膚が認められる(※3)。診断は、本症に合致した臨床症状と毛検査、皮膚掻爬検査、病理組織学的検査によるニキビダニの検出により行う。治療にはD. canis によるニキビダニ症と同様の治療が有効とされている(※3)。自験例ではドラメクチン600μg/kg 週1 回経口投与が有効であった。

症例

症例:シー・ズー、8 歳齢、避妊雌
臨床症状:体幹部背側に通年性の痒みと皮膚のべたつきがみられ(図1)、毛検査にてDemodex canis を検出(図2)。
Demodex injai によるニキビダニ症
(※1) Desch CE, Hillier A. Demodex injai: A New Species of Hair Follicle Mite (Acari: Demodecidae) from the Domestic Dog (Canidae), J Med Entomol 2003.
(※2) Hillier A, Desch CE. Large-bodied Demodex mite infestation in 4 dogs. J Am Vet Med Assoc 2002.

DVMsどうぶつ医療センター横浜 Pagetop

(C)2015 DVMs Animal Medical Center Yokohama All right reserved.