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肉芽腫性髄膜脳脊髄炎

肉芽腫性髄膜脳脊髄炎(Granulomatous Meningoencephalomyelitis:GME)は犬の特発性脳炎の一つで、中枢神経系(脳、脊髄)にみられる非化膿性の炎症性疾患です。
近年の研究で徐々に病態が解明されてきて、自己免疫性疾患の可能性が示唆されていますが、未だに分からないことの多い病気です。
比較的若い1~4歳の小型犬に多く、治療をしないとほとんどの場合で進行する疾患です。

症状

GMEは主に3つのタイプに分類することができます。
1:巣状型 脳の限られた部分に少数の肉芽腫(できもの)ができるタイプ
2:播種型 脳や脊髄の広範囲に病変がみられるタイプ
3:眼型  視覚に関係する部分(視神経~脳)に限局して病変ができるタイプ
このように炎症の生じた部位により様々な症状を示しますが、ふらつき、旋回、失明などがみられ、てんかん発作(症候性てんかん)を伴う場合もあります。

診断

他の特発性脳炎と比べて診断に有用な検査が少ないのが特徴です。
そのため、MR撮像や脳脊髄液検査において腫瘍や他の炎症性疾患を除外する必要があります。
また、確定診断には病理検査(脳の組織を検査すること)が必要となるので、ほとんどの場合で画像診断などによる臨床診断に基づき、治療を開始します。

治療

自己免疫性疾患と考えられているため、主に、お薬による免疫抑制療法を行います。
内科的な治療法の他に、放射線療法もありますが、再発を繰り返すGMEでは副作用も強くでるため慎重に使用しなくてはなりません。
生存期間はタイプや初期治療に対する反応、年齢などの要因により様々ですが、寛解するケースは少なく、治療は生涯必要になります。

※GME症例1

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