DVMsどうぶつ医療センター横浜

腎泌尿器科



腎泌尿器科

Nephrology Urology

担当獣医師:三品美夏、渡邊俊文

腎泌尿器科は腎臓及び尿路系の様々な疾患に対応した診察を行っております。ご紹介の多くは難治性血尿や排尿障害(排尿困難・尿漏など)の精査や腎機能障害の予後に対するセカンドオピニオン、すでに診断されている尿路結石や尿路腫瘍に対する治療方針のご相談などです。当科では、それぞれの疾患に対し、血液検査や尿検査、超音波検査、単純X線検査といった一般的な検査だけでなく、様々な尿路造影、必要に応じて麻酔下で実施するCT検査や特殊検査(生検、泌尿器内視鏡検査)などを組み合わせて行い、総合的な判断のもとに症例およびご家族の方にとってより良い内科的・外科的治療方針をご提案できるように心がけております。

診療日程SCHEDULE

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診療症例

CASES

尿管結石

4歳齢時に尿閉の既往歴があり、それ以来下部尿路疾患用療法食にてコントロールしていました。今回は持続的血尿によりかかりつけ医を受診、X線検査で尿管結石が疑われたため今後の外科手術を含めた治療方針の決定のため紹介受診。当科のX線検査でも右側尿管に多数の結石が連なっているのが確認されました。超音波検査では左腎臓は正常所見、右腎臓は左に比較して小さく不整、右側尿管には結石が多数確認されましたが、水腎症・水尿管は認められませんでした。静脈性尿路造影を実施したところ左右腎臓共に良好な排泄性が確認されました。検査結果からは右規管に多数の尿管結石は存在するものの尿流を障害していないため、外科的介入は不適応と判断し、経過観察となりました。その後、約1年間の経過観察を行いましたが、大きな変化は認められませんでした。

先天性腎疾患

以前より多飲多尿があり、かかりつけ医にて避妊手術の術前検査にて軽度の高窒素血症およびSDMA高値が認められため、追加検査の尿検査や画像診断により持続的等張尿と両側腎臓の構造異常が確認されたため精査目的のため紹介受診。当科における超音波検査においても左右腎臓共に腎表面の不整、腎盂の軽度拡大、腎構造異常(皮髄不明瞭)などが確認され、年齢や品種から先天性腎疾患が強く疑われたため、確定診断を行うためには腎生検が必要であることを説明しました。その後かかりつけ医での定期検診を実施し、1歳齢時に開腹下で腎生検を実施したところ、肉眼的には腎表面が多発的に凸凹している所見が確認されました。病理検査結果により若年性腎症(腎異形成)と判断されたため、以後は定期検診を行いながらCKDの病態に合わせた治療を実施することとなりました。


獣医師の先生方へ

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